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学術大会参加2(運動・栄養)

  • 執筆者の写真: 木原
    木原
  • 2019年12月18日
  • 読了時間: 2分

 地域理学療法学会参加について、筑波大学の山田実先生のお話についてご紹介したいと思います。

 主に高齢者への介護予防の研究に従事されている著明なお方で、総論的なお話をしてもらえるとのことで、簡単に周りにも話しやすいことが聞けるかなと思っていました。


 テーマは「地域で生きる 介護予防と運動・栄養」でした。

気になった内容でお伝えすると、介入時はよくなるけど、どうしても加齢によって能力は下がりつつある。でも運動した方がしないよりはいい。・・と言われてみれば当たり前かもしれないですが、ご高齢な方は「運動やったのによくなっていない。あなたがやった方が言ったのに!」なんてことが現場ではあるそうです。


そのご苦労、すごくわかります。


 運動についてはどれくらいやったらいいのと毎回聞かれるそうですが、多くの文献から

総実施時間が25時間以上を一年~半年以内に行う方がよいとのことです。


 個人的な感覚としては毎日行わなくてもいいけど、週2回30分以上は必要だなと思いますが、思っていたよりも少ない印象ですね。


 栄養においては総じてカロリーが少なくなりやすく、朝食や昼食が質素になりやすいので、夕食の分、特にタンパク質を摂取するようにすることを勧めていらっしゃいました。

運動と栄養摂取が十分行われることで筋肉量が効果的に増加するとのことです。


 栄養については万人に共通するかなと思います。特に若い方も朝に栄養が不十分であると思いますし、伸び盛りな学生にも指導が必要なのかなと思います。吸収できる嶺は無限ではないので、効果的に栄養摂取することが必要かと思います。


レコーディング(食事内容を記録する)ことはダイエットにも有効ですし、今後スマホを用いて指導などに活かせないか検討したいです。


#高齢者 #運動 #理学療法 #リハビリ

 
 
 

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