治療と慰安の違い
- 木原
- 2019年3月10日
- 読了時間: 2分
最近、改めて考えていたテーマです。
昔から根本的な治療を目指します~などの文言がありますが、これら症状の根本の治療を目指しているものが治療目的の施術です。
それに対して気持ちいいだけの機械的な施術をすることが慰安の施術と考えていました。
例えるなら、「腰痛の原因は足から来ていて、そこの治療で腰痛が治った」が治療目的で「腰痛にただ腰を揉んで気持ちよくなってもらう」が慰安です。
ただ最近は治療目的でも改善できないのなら、慰安なのでは?と考えが浮かびました。また慰安自体も別に悪いことではないので、自由診療であれば、否定的な思いはありません。
話が変わりますが、
リハビリテーションは簡単に言うと何かを改善したり、獲得したりする為の行為(練習や手段)だと思います。治療とも慰安とも言い難いです。
予防目的の施術やトレーニングはどうなのでしょう。これも治療とも慰安とも言い難いです。
私なりの答えとして、治療と慰安の違いは ”終わりがあるか” との結論になりました。
そこで、症状が改善すると考えて治療するならば、”いつまで”が必要だと思います。
それは自分自身にも必要で、患者さんにも必要なことなんだと思います。
目標を設けることに近いのかもしれません。ただ、これは難しいことだと改めて感じています。
症状の改善として自分なりの期限を設けて、治療に励みたいと思います。
具体的には3回までの治療で一定の効果と継続利用が必要な場合はその目標をお伝えしたいと思います。
また、予防としての側面も東洋医学には大きいので、定期的な施術の必要性もお伝えしたいと思います。
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