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脊柱側弯症に対するシュロス法を受講しました

  • 執筆者の写真: 木原
    木原
  • 2023年11月9日
  • 読了時間: 3分

先日、講習会へ参加しました

内容は脊柱側弯証に対してリハビリテーションとしてアプローチするシュロス法についてです

今回は脊柱の側弯(横に背骨が曲がったり、ねじれたりする状態)についてお伝えします


シュロス法って何

シュロス法はドイツのカトリーナ・シュロス先生(体育の先生?)によって提唱された運動療法です

主な方法としては装具を作ったり、運動指導を行うことで側弯の進行を予防していく治療方法です

若い子供でも側弯症と診断される子供がいて、その進行を防ぐ為に運動指導を行う必要があります

ちなみに私は高齢者の方が中心なのですが、高齢の方も側弯症の方がかなり多いです

年齢を重ねて身体が前屈みになるだけでなく、骨折やパーキンソン病などの神経の病気によって大きく横に曲がる、捻る状態になる方がいます

そういった方のお役に立てればと思い、受講しました


高齢者の方は伸ばすこと呼吸を意識する

気を付けてほしいことですが姿勢が歪んでいる、曲がっていると思われて

矯正しようとされる方がいます

周りからも「あなたの痛みは姿勢が歪んでいるからです」と言われることがあるかもしれませんが

姿勢を修正しても症状がとれるとは限りません

むしろ姿勢の歪みと慢性疼痛との関連性は乏しいという文献もあります

姿勢の歪みを戻すのではなく、癖ついた身体の動かし方を修正することで

転倒しにくい状態、生活がしやすい状態をに維持する

そのようにしたいと私は思っています(ここはシュロス法の考えでなく持論です)


受講した内容では解剖学や運動学に基づいて考案しているので理にかなっているなと感じました

詳細内容は伝わりにくいのですが、簡単にできることとして

  • 肋骨や背骨(特に腰)を伸ばす

  • 呼吸を意識してさらに伸ばす

この2点です

ご高齢の方は診ていて、身体がひしゃげるように背骨が曲がっている人が多いです

若い方の側弯症は歪んでいても真っすぐ立てています

ですが、ご高齢の方は今にも倒れそうなくらい傾いていたり

自分の姿勢を理解・認知できていません

運動を通して、自分の状態を知ってもらうことが重要です


まずは寝てもいいですし、座ってもいいので背骨を伸ばしましょう

そのまま伸ばした状態で呼吸を意識してさらに伸ばしましょう

最初はゆっくりでいいので、継続して行ってください




私は患者さんには支持物を使って物を押して身体を真っすぐにしたり、横に倒してストレッチをしたりします


支える力として四つ這いなどで体幹を鍛えることも大事です




受講を終えて

今回の受講は想像していたよりも大変勉強になり、良かったです

オンラインでの勉強は遠方でも受けられて大変便利ですね

これまで以上に勉強に意欲が湧きました

早速、私の患者さんへも利用しています

直接の効果というよりも、身体のクセや、どういうバランスのとり方が適しているか

など新たに考えるエッセンスになりました

また運動のバリエーションにも繋がります

上肢を使ったエクササイズは姿勢保持には大事だなと考えさせられました

今後も良い運動をご提供できるように努力致します




 
 
 

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