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脳梗塞患者さんのスキー練習に付き添いました

  • 執筆者の写真: 木原
    木原
  • 2022年5月10日
  • 読了時間: 4分

今回で2回目となるイベント


昨年は下見に行った後、患者さんとその奥さんでスキーに行かれました。


今年もスキーに行くことになったのですが、なかなか行くまでが大変でした・・


まず、スキー自体は昨年は転倒ばかりしていたというので、動画を観ながら練習方法を考えて、準備しました


ある程度、できるかな?と思っておいて、季節が巡ってきたのですが



本人さんが「別にいいし、行かない」とのこと


「またこけたらいいんでしょ?」と何故か怒られる


あれ?スキーの話をすると喜々としてエンドレスで話をして、準備物も用意していたのに


理由はプライベートの部分が上手くいかないことや奥さんを気遣ってとのことでした


奥さんは「私は行きたい!」「私は滑りたい」「いやー、でもこの人(本人様)は無理やと思うわー」とのこと




間に入って、何とか行くことになったのですが・・・

いや、二人で話し合ってくださいよ(笑)



長年の夫婦で、ツーカーのコミュニケーションとはいかないんだなーと思いました



前回の結果から、今回は決心して同行することに決めました


こうなると意地です


何が何でもしっかり滑ってもらうと



道中では色々と学びがありました


例えば、新幹線では駅によって、ホームと車両との間が大きく離れていて


ある程度またぎ能力がないと落ちてしまいそうです


他にも道中でサンドイッチなど買って、車内で食べていたのですが


脳梗塞片麻痺の方で片手が使えないと食べられないものがあります


片手と口で主に開封するのですが、これが難しい


おにぎりなどは形状から持ちやすいのですが、サンドイッチの大きいサイズでは落ちそうになるので、テーブルなどに置きながら、慎重にしないと難しいです


自分は空気を読まず、気分で手巻きのおにぎりを選びましたが、なんと愚かでしょう


それを見て食べたいなと思われたら、気の毒なことをした気がしました


他にはエレベーターのスピードがスーパーの速さよりゆっくりしています


このスピードなら安全に乗り降りしやすいのではないでしょうか




現地では今年もネージュさんに助けてもらいながら早速滑ることになりました



滑る直前まで、姿勢については徹底して意識してもらい、ネージューさんのフォローで滑ってもらいました


場所は新潟の湯沢中里リゾートですが


ここは初級コースに行くためにショートカットするには


一度中級コースのリフトで降りるコースを変える必要があります


ですから、中級コースからいきなり滑ることになります


ご本人さんの同行で私が滑っているのですが、こっちが転倒しまくりで、そっちのけで皆さん進んでいきます


いやいや、私はスキー2回目で中級は無理・・



滑っている動画はこちらから



2組目の形状の変わったストックをお持ちの赤い方です


ちなみに左側のオーラ0が私です


結果は1回目から転倒なく滑れるようになり、


私が帰ってからは一人で滑れたそうです


10本一日で滑ったそうで、結構ハードだったでしょう


ストックのアウトリガー、前を固定するスキーブラ着用ですが


十分な結果だったのでしょうか


ネージュさんのフォローも毎回素晴らしいと感じました


これ以上は素人が口出しするよりもプロにお任せすべきだと感じています



ご本人様に確認すると


本人「いや~、ま~、皆さんのおかでですよ。できるとは思っていましたけどね」とのことです


奥さん「じゃ、私滑ってくるから、木原さんちょっと見ててね」シュー・・一瞬で消える


私「皆さん良かったですね」(あんなに嫌がっていたのに・・)



今回のような身体的な能力だけでなく、家庭の事情や関係性、周りの環境もご本人様の影響にはとても大きく関わることを改めて感じました


スキーについても滑走はできても、リフトに乗るところは一人では危険すぎると思います


また平面での移動、荷物の運搬などは誰かのフォローが必要となります


脳梗塞になっても色々なことができるとは限りませんが


やり方の工夫や周りの助けがあれば、楽しむことは大いに可能と思います


そんな手助けを出来ればなーと思いながら活動を続けていきます




撮りながら滑るのは無理ww



 
 
 

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