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脳血管障害でスキー(実践)

  • 執筆者の写真: 木原
    木原
  • 2021年4月18日
  • 読了時間: 4分

先日に新潟へ見学させてもらい、後日、患者さんとそのご家族様に報告書を作成して、説明させてもらいました。


ご家族様はスキーが滑れるかよりも


・補助(介助者)はどのように付くのか


・スキー場の環境面(階段の手すり、身障トイレ)はどうか


・どこのホテルへ泊まればよいか(バリアフリーか、入浴は)


・スキー場までの移動手段はどうするか


これら現地で確認しないとわからないことが多かった為、気になる点などは調べて報告しました。


主介助者である奥様が「これなら行けるかも・・」


このような未知なチャレンジはかなり勇気がいることだと思います。


出来るだけ安心して頂けるような事前の取り組みや、今まで出来ていなかったことも方法を変えたり、介助が付けば行える可能性があることをお伝えしました。


最終的な判断はご本人様でなく主介助者が決断されることなので、奥様のご判断は本当にすごいことだと思います。発破をかけたのは私と患者さんなのですが・・(;^_^A


患者さんの能力よりも家族の協力や理解が必要なことは在宅生活においては多いです。


ですので、奥様のOKを頂くために、見学に行ったようなものでした。残る問題として・・



問題はいつ行くかでした。



当初はコロナ禍であるので来シーズン以降を予定していましたが、患者さん本人は靴も知らない間に新調されてやる気マンマン(^o^)丿



私自身の考えとしても迷っていたのですが


患者さんの能力・高齢であること・新型コロナの気配などから


「行けるときに行ったほうがいいと思います」とお伝えしました。



どうなるかなと思っていましたが、奥さんが

「そうですね。最後はエイヤーですね」とご決断。支援学校のネージュさんとコンタクトをとられて、行くこととなりました。



同行したかったのですが、現地ではネージュさんがサポートされるので、僕の出番はないだろうということと、さすがに2か月で2回新潟の泊まりは色々と難しいので見送らせて結果報告をお聞きしました。



帰ってこられて無事にお会いできたときは心底ホッとしました。



状況をお伺いすると



・エレベーターを乗ったことがないのでエスカレーターを探して危うく新幹線に乗り遅れそうだった


・靴はサイズが合わず、現地でレンタルした


・スキーは転倒をたくさんしたとのことでした。



ネージュさんが動画作成して下さっているので御覧頂ければと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=PzIlkg5vQZ8


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動画を見た感想としては


くやしいいーー


です。


普段から麻痺のない方に荷重することやスクワット姿勢での保持などバランス練習を他の方でも行うのですが、


ご本人さんから「これ何やってるかわからん」「何に効果あるんや」と言われ、悩みながらも積極的には行いませんでした。


動画を見ると明らかな前方で身体を保持できず、後方重心です。また麻痺のある左側へ身体が傾いています。


おそらく左後方へ何度も倒れたのだと思い、尋ねると全てそうであったそうです。




でも、今回は下見として、来季に向けて準備して頑張りましょう!

ということでうまくまとまりました。



今回のチャレンジはご本人様の意欲などにも変化感じましたが、周りの方々の変化も大きく感じました。


奥様は疲れただろうと思ったのですが、むしろご本人様よりやる気になって


「あの時ああしとけばいけた!」


「これから普段から運動しなあかんで」


「思ったより疲れませんでした。行けて良かったです」


と、元々が武勇伝をいくつもお持ちの方なので、さすがだなと思います。


また、

孫さん「今度は一緒に行こうね」


医師「目標があるのが一番です」


介護士「本当に行ったんですか!すごいですね」


と、話を聞いていると、何だか周りの方達を巻き込んで家全体が明るくなっていくのを感じました。


特に親類の方達は皆さん自分のことのように喜んでいたそうで、ご本人様のお人柄が伺えます。



こういったチャレンジには

「怪我をしたらどうするんだ」「その行動に責任がとれるのか」などの意見があると思いますが、



誰か後押ししてくれるような人が居てもいいのではないのかと思います。



個人的に出来ることは専門職としてどれくらいのリスクがあるか予想してお伝えして、可能性が少しでも上がるようなご提案をさせてもらうことだと思っています。



今回の反省点はいろいろあるのですが、

転倒対策としてヒッププロテクターを勧めることかなと思いました。




来年は転倒なく1本滑ってもらえるように、これから頑張りたいと思います。



#脳血管障害 #スキー #新潟 #障がい者スキースクールネージュ















































































































































 
 
 

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