目標に向けて秋の外出
- 木原
- 2019年11月8日
- 読了時間: 2分
先日、患者さんと上賀茂神社まで外出してきました。普段から時間ビッシリで予定を組んでいますので、大きく時間を取れる日は限られています。その為、別日にズラしにいので天候にハラハラしましたが、この日は晴天。見事な秋晴れで気持ちが良かったです。

ご高齢になると、外出機会が減りますが、外に出てる方が運動、認知活動が高まります。特に大きく感じるのですが精神的な落ち着きが得られる印象があります。原因の分からない不安感、不調などが落ち着くようです。
ご自身で外出出来ない方に一緒に付いて出かけるのですが、今回は楽しみと運動機会を兼ねて1時間程出掛けました。
・・ですが、3週間ぶりにお会いすると膝が痛いとのこと・・(^^;;
状態確認した上で続行は可能と判断。
長距離の歩行は難しいと考えて車椅子を持参して功を奏しました。
車椅子で外出すると毎回思いますが、日本は歩道に対してのバリアが半端ないです。これは行政でなく、日本の地形がそうさせていると思います。歩いていると気づきませんが路面が坂になっていたり、撥水の為に斜めになっているので車椅子で動くのに、倒れないように神経を使います。
境内に入って、安心かと思いきや砂利道が思いの外、動きをとられます。タイヤが砂利に食い込むんですね。これは盲点でした。いい経験でした。

肝心の患者さんは膝の痛みも忘れて、昔はお父さんと来たとか、ここには○○があってー、、など楽しいお話をして下さりました。少し歩いてお参りして、こちらでコンビニで買ったゼリーを一緒に食べて、無事に帰宅しました。

準備などはそれなりに大変ですが、あまり記憶が定着しにくい方が翌週も覚えていらっしゃり、何よりこちらが思っていたよりも喜んで頂いたことが嬉しかったです。
日々、健康管理として関わらせて頂いていますが、同じ事の繰り返しにならないよう、リハビリの為にリハビリするのではなく、先の目標や楽しみもご提供できるよう頑張っていきたいと思います。
今回提案して下さったケアマネージャーさんや許可して頂いたご家族様に感謝致します。



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